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佃島盆踊り
佃島には、カメラマンもたくさんいたけど、
盆踊りの魅力は、見るだけじゃなくて、一緒に踊ってこそわかるもの。

2003年レポ

2002年7月15日踊ってきました。


佃島盆踊り02.07.15
毎年、7月13・14・15日に行われる、佃島盆踊り。
佃島保存会の資料によると、佃島の漁民が、「祖先の霊を祀る行事として、七月の盂蘭盆の頃には河岸の欄干場に提灯を連ねて、声自慢の若者達が、単調な太鼓の音につれ川風に美声をのせて音頭をとり其の周囲を老若男女が踊り明かして祖先の霊を慰め」たのがはじまりだそうです。

大学時代、今では珍しい昔ながらの盆踊りがあると教わって、体験のため踊りに行ったのが最初で、以来すっかりその魅力の虜になってしまいました。
東京都指定無形文化財、江戸時代からつづく伝統の念仏踊り。そういう知識なしに楽しめる、素朴な踊りです。
今年も 7/15、着物好きの仲間と共に、行ってきました。
宵闇の中、赤い佃小橋を渡ると見えてくる、提灯のあたたかな光に引き寄せられるように、佃1丁目辺りの盆踊り会場へ。
子供たちの踊りが終ったところへ行ってみると、保存会の方がこの盆踊りは供養の踊りであることを、説明していました。
「先にお参りして」という言葉に従って、櫓の向こうに見える、無縁仏の祭壇にお参りしました。
霊を慰める、お盆の供養、その気持ちは今も大事に受け継がれているようです。

夜8時頃。さあ、これから大人の部のはじまりです。
ゆったりと手と足を一緒に動かし、太鼓と唄の調子に、身を委ねます。時々、合の手が入って、手を叩きます。慣れてくると、地元の方たちが何と声をかけているのか、どんなタイミングで手を叩くのか、わかってきます。
「ヤートセヨーイヤナ コラショイ」
一緒に声を出して、踊っているうちに一体感がうまれ、さらに踊り子の輪と唄い手さんのいる櫓を中心に、一塊の大きなエネルギーの渦ができたように感じます。
身体は疲れてきても、心はこのまま踊りつづけていたい気持ちになります。

行く手に見える提灯の灯り01.07.15

02.07.15佃島盆踊り
「何かを引きずっているような動き」と着物仲間の一人が、地元の方たちの踊りを見て、気づいたそうです。
そういえば以前、何か(槍だったか、数珠だったか…)を手に持って引きずっている、独特の動き、というのを、どこかで読んだ記憶があります。

佃島盆踊りは、振りが単純なだけに、自分なりに自由に踊れる魅力もあります。
踊っている間、手の動き、足の動き、いろいろ試してみました。「泥臭く」という地元の方の言葉を耳にしながら、できるだけ単純に動こうとしてみたり、踊りらしくしてみたり、わざと大ぶりにしてみたり、めりはりのない流れるような動きにしてみたり(これは本人が疲れてきた証拠でもあるんですけど(笑))。
疲れてきたところで、ちょうど、唄い手さんが「踊り子たちよ 囃そうじゃないか」とか、「勇んで踊れ」とか(歌詞記憶不正確ですが)唄うのを聞くと、元気が出ます。

しまいにしようという歌詞が、終りの合図。地元の踊り子さんが、櫓に抗議のポーズ。それでも、踊りは終わってしまい、名残惜しく三々五々踊り子達は帰路につきました。

 
芝・増上寺地蔵菩薩供養盆踊り大会へ


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